楽曲ファイルNo.16
音楽処方箋

爽やかな気分こそ健康の原点。
今回はモーツァルト作曲のヴァイオリン・ソナタをご紹介します。

曲名 ヴァイオリン・ソナタ 第34番 K.378         W・A・モーツァルト(1756-1791)
効能効果 勉強や仕事に集中したい時
成分  「音楽が流れていたら集中できない!」という方もいらっしゃると思いますが、 シーンとした空間
が落ち着かなくて、ついついテレビやラジオをかけてしまう方もいらっしゃるでしょう。そんな方に
オススメなのが、この曲。  ソナタというのは音楽の形式のことで、小さな音楽会や室内楽用に書かれたものです。このヴァイオリン・ソナタもそのひとつで、まさにBGMにぴったり!といった、耳障りでない音楽です。音量を小さめにして聴いて下さい。あなたの部屋が、まるで貴族が過ごすような優雅な空間になるでしょう。  言葉が気になってしまう歌やラジオより、モーツァルトの美しい音
楽が、あなたの頭の回転を助けてくれると思いますよ。
使用上の注意 @ 次の症状の方には効果がありません。
  ・音楽に興味のない方
  ・この曲で嫌な思い出がある
A この曲が聴く人すべてに同じ影響を与えるとは限りません。
B この選曲は音楽療法ではなく、音楽健康法に区別されます。

※ 音楽療法音楽健康法 の違い:音楽療法とは音楽学・心理学・医学の統合的な学問的の上に成立する治療法で、 明確な治療目的をもちます。音楽健康法とは、音楽を聴く・歌う・楽器を演奏すること により気分転換やリフレッシュ効果、やすらぎなどを期待するものです。

エッセイ・・・ もう一人のモーツァルト
 歴史に名を残した天才モーツァルト。しかし、もう一人のモーツァルトの存在を、ご存知で しょうか?モーツァルトは6人の子供をもうけましたが、その中で存命したのは、次男のカルル・トマスと六男の フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガングの2人でした。父モーツァルトの死後、母であるコンスタンツェは、 六男のフランツを父のような大音楽家に育てようと、父と同じ名前「ヴォルフガング・アマデウス」に改名させます。 そして、やはり父譲りの才能があったのでしょうか、ヴォルフガングは父の作品を演奏して、喝采を浴びるようになりました。  前途有望に思えたヴォルフガングでしたが、父の重圧と母のステージママぶりに嫌気がさして17歳で独立します。 安定した音楽の職を探して各地を転々としますが、結局は成功を収めぬままに、53歳の生涯を閉じました。 兄のカルルも子供がなく、モーツァルトの家系はここで途絶えたのです。偉大すぎる父と同じ道を歩む息子の、 苦労がしのばれますね。